快適な別荘ライフを満喫するために、別荘を選ぶ際に注意すべきポイント


傾斜地や窪地にある別荘の注意点

傾斜地にある別荘は、玄関に至る階段を斜面に設置しなければなりません。特に、湿気の多い森林に建てられた別荘では、木製の階段が朽ちて落ちてしまうこともあります。傾斜地では水害が起きやすいという特徴もあります。したがって、できるだけ平地にある別荘を選ぶことが好ましいでしょう。また、窪地に建てられた別荘も水が溜まりやすく、床下浸水などの弊害が生じるおそれがあります。ただし、窪地であっても、きちんと盛り土をして浸水対策を講じてある別荘であれば、問題ありません。別荘の周囲にある樹木にも注意が必要です。古木が倒れて家屋を破壊することもあるからです。別荘の近くに朽ちて倒れかかってきそうな木がないか、確認しましょう。

別荘の仕様に注目しよう

別荘は、標高1000メートルを超える高原や寒冷地などで、夏用の建物が少なくありません。このような避暑専用の別荘は、涼しく過ごせるように設計されており、ペアガラスや壁の断熱材といった冬場の寒さ対策が講じられていないことがあります。冬場は訪れることがないから構わないと言うオーナーもいますが、冬場の長期間にわたって一度も訪れることなく閉め切っていたら、別荘は傷んでしまうでしょう。メンテナンスのためにも、別荘は一年を通して頻繁に使用するつもりで購入しなければなりません。また、湿気対策も重要です。換気設備が整っていて、湿気が室内に溜まらないよう工夫された別荘を選びましょう。陽当たりが良く、生い茂る樹木から少し離れた場所にある別荘が望ましいです。

深い緑に包まれ、耳をすませば聞こえてくる川のせせらぎに癒される。八ヶ岳の別荘ではゆったりとした落ち着いた時間を過ごせます。