土地は現場を見るのが重要
住宅などを建てるための土地を探したいと思っているときには図面だけを見て土地を決めてしまうケースもあります。建てたい住宅を設計していて、それに適した形状と面積の土地が見つかったらそれで決定してしまうというのがよくあるパターンです。大体この辺りの土地が良いという条件もクリアしていると、他の人に買われてしまう前に商談を進めたいと焦ってしまうこともあるでしょう。しかし、土地選びで安直に書面情報だけで決めてしまわないのが大切です。実際に現場を見てみるとこの土地では嫌だと思うこともよくあります。購入して引き渡しを受ける時点になってから現場に行って愕然としてしまっているケースもあるので注意しましょう。
土地を見に行くと何がわかるのか
現場を見るとわかるのが周辺環境です。購入する土地の周囲に何があるのかは行ってみないとわかりません。南側にマンションが建っていて日差しがほとんど当たらない土地のこともあるでしょう。隣が自動車整備工場で昼間はいつも工具の音がしていることもあります。道路側がゴミ捨て場になっていたり、バス停になっていたりすることもあるでしょう。このような周辺環境の問題点は書面情報だけではわからないので現場に行ってみるのが大切なのです。土地をどのようにして使いたいのかによっても周辺環境として何が重要で、何は妥協できるのかが異なります。いくつかの土地を見て回ってみると、どのような条件が満たされている土地が良いのかが明確になるでしょう。
土地探しとは、建物を建てたり、事業の用地にするための場所を探すことです。利便性や安全性を考えて探すことをおすすめします。